前回の続き
演奏会のプログラムはすでに印刷されており、メインゲストの私の出番は終わりの方ですが、このような状況なら仕方ないと、私の出番を早めてくれました。
20時に始まって20時30分に会場を出ればどうにか間に合います。
本番前に演奏のリハーサルと演奏を終えてから楽屋口までの経路を確認(練習)して本番を待ちました。
私は焦っているにもかかわらず20時になっても音が聴こえて来ません。。。。
舞台裏の幕の間から客席を見ると、まだぞろぞろとお客さんが入って来ているではないですか!
『あーぁ。もうダメだ!』
5分後に司会者が挨拶。しかも英語と中国語の2ヵ国。
ようやくのこと演奏が始まりました。気のせいだと思いますが、テンポが遅っい遅い!
いよいよ私の出番です。時計を見れば20時25分。
イライラしながらもまずまずの演奏だったと思います。
花束の贈呈。
舞台の袖に入るやいなや、出入口にダッシュ。
セキュリティでサインをして、タキシード姿のまま、車に乗ったら20時37分でした。
年末にレコード大賞の会場から紅白歌合戦の会場へ行く気分です。(昔はこんな話聞きましたよね?)
信号もギリギリセーフで、渋滞もなく高速道路へ。スピードカメラを気にしながら、飛ばしてくれました。
車内でタキシードから普段着に着替え、空港に着き、トランクを預けて、チェックインを済ませ、ホッ!。間に合いました。
21時07分。スタッフは前日に空港まで来て、私をどこで降ろせば良いか、下調べしてくれてたそうです。
手荷物検査、税関チェックを終えて免税店に見向きもせずにゲートへ直行。やれやれです。朝の5時に羽田空港着です。どこで時間を潰そうか考えながら、食事して休みました。
ところが・・・・・
つづきは後日。