竜巻は恐いですね。
子供のころ、恐いものの順に「地震・雷・火事・オヤジ」と言われていましたが、今の日本だと津波と竜巻と居眠り運転はランクインしますね。
今は怖いものが「オヤジ」というのは論外。論外だったらまだましでしょうか?圏外の方も多いと思います。
異常気象は雹(ひょう)も降らせ、サッカーの試合が中断したようです。
10年前、私がドイツから帰国する3週間ほど前に、雹が降りました。夜中の2時ごろ、突然に降り出し、雹の経験の無い私は、何事が起きたのか想像もつかず、あまりのけたたましい音に叩き起こされました。
「誰だ!こんな夜中にドラムを叩いている奴は!」と、思ったほどです。
外に出てみるとゴルフボール大の雹が一面に飛び跳ねているではありませんか!
雷もそうですが、日本で経験したものとレベルが違います。
ガレージを持っていなかったので、路駐していた車にも容赦無く空から雹が叩きつけられました。翌朝車を見ると、うっすらですが、車の至るところでへこみが見られます。
日本への帰国の準備をしていたので、車の売却に奔走していた時でした。
自動車屋も買い替えなら高値で引き取ってくれますが、売却ですとかなり叩かれます。
期待していた価格の半分でした。
途方に暮れていたとき、大手保険業の友達から、「君の自動車保険ならいくらか補助金が下りるよ。」と天の声。
しかし査定、審査に1ヶ月ほどかかります。保険がおりても帰国後のことで、受取人やその証明で面倒くさいこととなります。
ところがところが私の町に降った雹はゴルフボール大でしたが、隣町に降った雹はテニスボール大だったようです。
テニスボール大の雹が降ると車のフロントガラスは割れる、屋根瓦は割れる、悲惨な状態です。
彼から「隣町に保険会社が臨時査定に来ているので、直ぐに行けばいいよ!」との連絡。
直ぐに出かけました。
車種、年式、走行距離、被害状況などをチェック。その場で小切手を渡されました。
期待を上回る額に、ほころぶ顔を押さえつけるのに必死でした。その場を離れたとたんに、喜びが爆発!運転しながらひとりニヤニヤしてしまいいました。
結局、車の売却と保険の補助金で予定を上回る額でした。
因みに子供のころ駄菓子屋で「たつまき」というスナック菓子がありました。ビールに合うと思います。