2012.08.17

暑い毎日、いかがお過ごしでしょうか?ひとりごとがなかなか書けなくて申し訳ありません。
私は暑いところをなるべく避けるようにして乗り切っています。

 

先月末からシンガポールとマレーシアへ行って来ました。
演奏会、グレード試験、アジア大会とスケジュールは盛りだくさんでした。

シンガポールではシンガポール交響楽団のチェリストとトリオでの演奏会。
教育関係者を招いて、ハーモニカの可能性や方向性を説明しながら演奏しました。
すでに多くの子供達がクロマティック・ハーモニカを学校で吹いています。
グレード試験もその成果を計るもので、始めてから数年が経ちます。
今回は特別な時期でのグレード試験でしたが、約200人の子供達が受験しました。
課題曲2曲を聴いて審査し、コメントを英語で書いて渡します。毎回、徹夜作業ですね。

マレーシアは2年に一度開催されるアジア大会で今年はマレーシアでした。
始めて訪れる国です。
シンガポールから飛行機で1時間で、空港からクアラルンプール市内までタクシーで1時間でした。
朝に到着して、午後から予選で審査員を務めました。
今回総勢2000人が参加しました。日本からも120〜30名が参加されたと思います。

アジアのハーモニカ熱は凄いですね。
香港、マレーシア、台湾、シンガポール、中国本土、韓国と勢いはうなぎの価格のようです。
昔は日本を中心にアジアで広まった複音ハーモニカがほとんどでしたが、今では若者のほとんどがクロマティックに代わりつつありますね。
私が世界コンクールで第一位になった時は本線に進んだ10名のうち、アジア人は私だけでした。今では7割がアジア人です。

今回、私が審査した最も名誉ある部門での予選通過者は5名で、全員が香港からの人でした。
3名は教え子ですが。次の日が本選。
オリンピックの体操競技のようで、難易度の高い曲でも失敗すると減点となります。
レベルの高い争いでした。

他にもたくさんの部門がありましたが、シニア部門で京都教室の生徒さんが、2位、3位を受賞しました。
パチパチです。
恐らく来年のトロシンゲンでの世界大会では大挙してアジアから参加することでしょう。
今回ドイツのホーナー社から3名来ていました。来年のことを話し合いました。皆さん!行きましょう。

アジア大会では2年に一度、アジアの友達に会えるのも楽しみで、食事したりと楽しかったですよ。

マレーシアは物価が安い!空港からのタクシーも2600円ほどでした。
フードコート(屋台が20件ほど屋内に整備され、日本食からあらゆるアジアの料理までを手軽に食べることができます。)で食事をしたのですが、
ご飯に鶏肉・ピーマンなどの野菜に鷹の爪を加えて醤油味で炒めたものが、日本円で160円ほどでした。
水餃子も8個入っていました。味は価格を考慮しても悪くないです。

シンガポールでしたら、350円ぐらいですね。
マレーシアの後、シンガポールに戻り再びグレード試験をして帰って来ました。

夜中のフライトは疲れますね。夜中の2時(日本時間は3時)に朝食のために点灯されます。
今回はもったいないと思いつつ、キャンセルしました。

旅行ではついつい食べ過ぎてしまうので危険ですね。

マレーシアにて。香港の仲間と共に記念撮影。

 

マレーシアにて。香港の仲間と共に記念撮影。
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