早いもので今年も前半が終了しましたね。
過ぎてしまえば「あっという間」ですが、一日一日 何だかんだバタバタしていたように思います。
18年間のドイツ生活も今から思えば「あっという間」ですが、最初の3ヶ月で6キロも痩せたので、それなりの神経は使っていたのでしょう。
さて先日の浜離宮朝日ホールでの演奏会で大学の先輩が聴きに来て下さりました。
私が一年生の時の四年生で実に30年ぶりです。
以前にも同じようなことが数回ありました。
先方はチラシや演奏している私を見て、今の和谷の容姿を予習していますが、私は心の準備ができていません。
また私は昔からおめでたく、俗に言う「目立ちたがり」でしたので、他の人よりも印象深い人だったように思います。
でもその反対に存在の薄い人も世の中におられるので、突然「私のこと誰だかわかります?」と言われても厳しいものがありますね。
それでなくても終演後、頭の中は真っ白で(いつも真っ白のような気もする)、思い出す回路の電源が入っていません。
思い出してあげたいのですが、実に苦しい。
ちょっと気まずい空気が漂います。
でも誰か懐かしい人が訪ねてくれないか、楽しみでもあります。
今回の先輩はビビビッとくるものがあり、めでたしめでたしでした。
私も同じようなことをしているかも知れませんね。
久しぶりに会う人には名乗るようにします。